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兵庫県立いえしま自然体験センター(テスト環境)プログラム紹介

プログラム紹介
島の植物観察会
秋の植物(10月)
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      自然観察(植物)

 センターのある西島には本島では出会う機会が少ない木本類や草本類、海浜植物等が生育しています。植物とふれ合う中で自然界での植物の位置、ゆたかなうみ海への植物の役割などへの理解も深めます。
 また、その季節の特徴のある植物を食べられる物、かぶれる物、いやなにおいのす る物、香りのいい物、ちくちくする物など五感を使い植物を観察します。
植物観察をご希望の場合、事前に事務所にご連絡ください。

対象(複数可) 幼児 / 小学生 / 環境体験 / 自然学校 / 中学校 / 限定なし

対応可能人数 1 名〜 20名 雨天時 可 

時間帯      10時〜15時

所用時間 約30分〜90分
         中央地区を中心(30分〜40分)
         中央地区〜江之浦(40分〜60分)
         中央地区〜野外活動地区(2時間〜3時間)
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@キキョウ リンドウ科
日本各地に生育し、日当たりのよい乾燥地を好みます。古くから鑑賞や生薬のために栽培され自生地は少ないです。ここでは野外活動地区への道路際にたくさん自生しています。8月末から10月初めまで咲き続けます。

Aヤジノギク  キク科
日当たりの良い乾いた草地、崩壊地、岩山などに生育する越年草の大型の野菊です。
ノコンギクや ヨメナに似ていますが花は一回り大きく、この仲間では一番大きな花を咲かせます。冠毛は舌状花のものが短く、筒状花のものが長いのが同定のポイントです。
西島では三叉路から西に入り山道の頂上付近に晩秋のころ見ることができます。

Bセンブリ  リンドウ科
この端正な花に出会うと誰しも感動を覚えます。葉は細長く対生し、形は線形でたかさ5〜20cmになります。センブリは野外活動地区への道路際やBロッジへの道路際で10月末ごろ見ることが出来ます。
名前の由来は「千回振出してもまだ苦い」ということからつけられたとされています。日本の民間薬の代表的なもので、消化不良、食欲不振、胃痛、腹痛、下痢などに用いられてきました。園芸目的の採集、薬草の採集などにより減少傾向にあります。この瀬戸内海国立公園も採集は禁止されています。

Cアキノキリンソウ  キク科
日本各地の丘陵部の日当たりのよい場所に生えます。黄金色の花が咲く代表的な秋の花です。 西島では道沿いに点々と10月末ごろから見られますがそう多くありません。 若葉は水にさらした後、和え物やおひたしにして食べます。また、陰干しにしたものは薬用にもなる健胃、利尿作用や胱炎な、のどの腫れや痛み、腫れ物、解毒に用います。

Dシラヤマギク    キク科
湿性の低い場所からやや乾燥した場所に自生する多年草です。 草丈1m近くになります。上部で花茎を分け、初秋から秋の初めまで、白色のキク型の花をつけますが、花弁(舌状花)の数が他の仲間よりもはるかに少なく、花弁と花弁の間に明らかな隙間があります。下部の葉で人の掌ほどの大きな卵心形の葉があるのが特徴です。
若い葉をゆでて水にさらし、和え物、おひたし、汁の実などとして食用にします。「嫁菜(よめな)」に対して「婿菜(むこな)」の別名があります。
葉脈標本でしおりづくり
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     学校及び団体利用向けプログラム
プログラム名 葉脈標本でしおりづくり
目的、ねらい 植物のつくりの美しさにふれ、植物への理解を深める
対象(複数可) 幼児 / 小学生 / 環境体験 / 自然学校 / 中学校 / 限定なし

対応可能人数 数名〜40名 雨天時 可 / 不可

所用時間 約30〜90 分 時間帯 日中 

一人あたりの費用 約 5 円
物品名 費用
ラミネート用紙 100枚500円

プログラム詳細
 1、葉(ツバキやヒラギモクセイ)を水1ℓに炭酸ナトリュウム 50g〜100g溶かした     液に入れ、煮る。30分ぐらい
 2、葉を水洗いし(十分に浸す)、歯ブラシで葉肉をおとす
 3、葉脈をアイロンで乾燥する
 4、名前や期日などを記入した台紙に乾いた葉脈を置き、ラミネートする。
(1の手順を省くと約30分でできる、製作中に葉脈を顕微鏡で観察すると興味も大きくなる)

 使用施設 炊飯場 (環境学習センタ実験研究室 )
 使用備品 センターの備品 学校・団体側が持参する備品
携帯コンロ、大型ビーカー、バット
     ラミネート用紙(70×100cm)
     ラミネーター、アイロン、布
     台紙、アイロン台 歯ブラシ(使い古し)各自1本